歴史が物語るヒップホップ

ヒップホップというと、走馬党みたいなラップ系の音楽のことだとばかり思ってましたが、最近、そんな狭い世界の話じゃないんだと気がつきました。

https://www.msu.edu/~okumurak/kouza/whatshiphop.html

もともと、ニューヨークのスラム街で、社会の底辺から立ち上がるようなパワーのある声で、歌にならない歌が聞こえてきたのが始まりだとか。ラップは言うに及ばずってところで、DJやブレイクダンス、グラフィティなんかまで含んだ、大きなカルチャーのうねりのことを指すんだそうです。

だから、厳しい生活や社会への抵抗が歌詞になることが普通で、間違っても、夢があふれる爽やかな物語展開にはならないのが普通なんですって。ファンタジーやアドベンチャーはあり得ないってことですね、ヒップホップの世界には。

確かに、アメリカ大陸の歴史を見ていると、ヨーロッパから渡ってきた白人が、もともと住んでいた人たちを野蛮なインディアンと称して殺りくを繰り返したり、非ヨーロッパ圏から来た人に人種差別したりと、受ける側から見れば苦難の連続です。