徹底的なこだわりから
走馬党は、とにかく歌詞にこだわりを持っているという感じがします。大体、ラップというものがすでに、リズムのノリの良さに生命があるようなジャンルですから、そこに言葉がダラダラつきまとっているようなのは、本質的に好まれないというのはありますね。
だから音どうしてもラップの歌詞というのは押韻形式になってしまうんでしょう。やんごとなき時代から詩のスタイルとして韻を踏むというのが知られていましたが、現代で韻というものにこだわりを感じるのは、何と言ってもラップが一番ではないかと思います。
そういう形式的なこだわりにプラス、走馬党はやっぱり自分たちの創った詩の内容に、どうでもよいという気楽な感覚で望みたくないんだなと、聞いていてわかります。とにかくノッて歌っていればよいというのではない、もっと強くて叩きつけるメッセージを発信したいと願っているのではないでしょうか。
1990年代に結成されたのに、グループとしてのファーストアルバムが2006年というのは、その間音作りを模索していたということなんでしょう。